90年代から始まった「アイドル声優」文化がどんどん大きくなり、良くも悪くも
、今は、そこがメインであるかのようになってしまいました。同時に、声優という職業に求められることが変わってきた。
よりアイドルらしく、容姿も可愛く、歌って踊れて、トークも上手。そんな人でないと、
デビューすらできなくなってきた。等身大の、その年齢の女の子(男の子)が必要で、少し年齢をすぎると、
もう次の若い子を探し始められてしまう。現場にも先輩が少ないので、学ぶ機会もあまりなく、
回転が速く「使い捨て」のようになってしまうのは、とても寂しいことだと思います
後輩声優については最近の日本のアニメがナチュラルボイス指向なので、声自体は、昔の先輩たちに比べたら印象的ではなくなってきています